チラシの裏のメモ書き

嘘と本当もあるちゃんと言えないブログ

図書館を作ること

<建築家>安藤忠雄さん、大阪市に図書館寄贈 寄付募り設計(毎日新聞) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170919-00000046-mai-soci
どうしても、このニュースに、気持ちが納得いかない。安藤さんに罪はない。大阪は利用が少ないという理由で児童書研究の図書館を縮小した。これとは、別の問題だけど、子どもの図書館を作って、また、潰されるか、維持できなくなるのじゃないかという点が心配だ。
子どもの図書館が、どうなるかわからないけれど、うまくいってほしいというのも、気持ちにある。

 美の面から見たら、安藤さんの作品は目を楽しませてくれる。おそらく予想される使い方、維持の面から見たら、使い勝手が悪く、お金がかかる。そして、安藤さんの言葉や気持ちを見たら、『子どもに図書館が必要』は、とても素晴らしい考えだと思う。彼自身の経験から、読書の大事さについて考えた結果の行動だろうかかとか、想像する。
 安藤さんの気持ちを大事にしつつ、でも、公共の施設になるから、出来たら、長く使われ、好かれるものがいい。長く使われるなかで、大阪市はどう対応していくのかも、気になる。
 誰かが言っていた。公営機関にするなら、お金が必要だし、それを建物を箱でなくて、使える施設にする、支える人が必要になる。けれども、現在の図書館という市場には、支える人を支え続ける資金がとても、不足している。だから、働く時間が少なくてよい人や、理由があり、長く働けない人が支えているという市場がある。
 けれども、長く続けるなら、支える人は常勤の方がいいし、現場を知る人がいい。
 民間でもいいけれど、人を大事にするのかは、民間でも、市営でも、今はそんなに変わらない気がする。
 公共施設というのは、さまざまな人に開かれた場だ。けど、運営費がどんどん削られていく場でもある。でも、なくしてはいけない。だから、自力で稼ぐことを考えなきゃ……となると、私設になって、みんなが気楽に入れなくなるだろうかということも、安易な頭に浮かんでくる。
 子供には本が必要だと思う。あと、図書館という場は、どんな人にも、知識を得るという場という以外にも必要だと思う。けど、場を提供するという気持ちだけでは、維持が出来ない。
 理想は高いが、現実は厳しい。

 私設図書館に、食堂を併設する記事もあり、これって民間運営の市町村立図書館に、スタバとかお洒落な喫茶店を入れる話に似ているなと思う。
 目的が違っていて、私設の図書館は、地域のコミュニティ作りの場だろう。集団でのくつろぎと、繋がりが提供される。
 市町村運営の場合のは、個々が居心地良く過ごすスペースの提供という場なんだよな。
 みんなから個人、個人からみんなへの、ゆるい繋がりを許せる場、必要なら加入してもいい繋がりを作る場、両方を作るのは、難しいな。