牛乳石鹸のお父さんがいい。

伊世さんを好きになった理由は、神社の鳥居前でちゃんと、頭を下げていたから。そこが良いなと思った。あと、ちゃんと、電話じゃなくて、会って好意を伝えてくれた。自分の考えや礼儀として大事にするものがある、それが尊敬出来るなと思った。
あと、これは侮辱に聞こえるかもしれないけど、あなたは、牛乳石鹸のお父さんみたいに、なれそうだなと思った。
いろいろ、みんな怒ってる。
私は自分勝手なお父さんでもいいんじゃないと、思う。
牛乳石鹸のパパは、いい父親に疲れたか、面倒になったのじゃないかなと思う。
部下が叱られているのを見て、なんとなく、居酒屋に誘って慰める。
奥さんの電話を無視したのは、よくない。私も嫌だ。
でも、無視したくなったのかもな。
だから、わざと電話に出なかった。あんまりよくないけど。
お風呂場の回想シーンで、昔のお父さんは別に一緒に遊んでないし、風呂場でも勝手に背中を流させていた。
都合悪いこと、説明出来ないことは逃げちゃう。
それでもいいんじゃないかなって思う。
『さ、洗い流そう』も、昔の思い出も、自分の逃げる部分も仕方ないやと思ったのかもなセリフ。
全然違うけど、うちの父を思い出した。
うちの父には、母から聞いたんだけど、娘の運動会忘れたりしてた。そんでも、あとからフォローしてた、父なりに。でも、母はすごい、内心で怒ってたみたい。
わたしは、お父さんが来たら嬉しかったけど、別に気にしてなかった。父方のおばあちゃんも、運動会に来てたから。
母の怒りは最もなんだろうけど、娘は娘で気にしないし、そういうのは、母の自己満足なんじゃないかなと思う。
たまに来てくれる方がただ嬉しくて、そういう人なんだって思っていた。
寂しくはなかった。母が祖父母をいつも、連れてきてくれていたから。
たまに連絡忘れて、母に叱られたり、母がめちゃくちゃ怒っているけど、それが大事ってわかんないのだよね。
わかるようにしてこなかったから、そうなっちゃった。
マイペースなお父さん、良いお父さんじゃなくていい。
しっかり決めるときは決めてくれるお父さんでいい。
牛乳石鹸のお父さんは、ちゃんと、謝っていた。
謝ることが出来るお父さんは、いい。